松岡正剛『多読術』ちくまプリマー新書、2009年第2刷
本箱から出てきたのでパラパラと捲る。再読といっても実際は再々読である。覚えていると思ったが、忘れていたのでメモしておく。これで忘れても大丈夫だ。
松岡正剛の生い立ち
松岡正剛の両親は京都の呉服屋という商人育ちであった(p.24)。
松岡正剛は京都と生まれである。しかし、高校は東京の九段高校(2009年3月閉校)を出て、早稲田大学に入っている。
仏文だったことも忘れていた。
ある本の読み方
今回気になったのは、読書における頭の働かせて方である。独我論を持ち出すまでもなく、人が本を読んでいることはわかるが、どのように読んでいるかはわからない。
プルーストは「意識の流れ」と「実景描写」が二重進行している(p.51)。
これは、読み手もそう意識して読むということをしているということだ。
「そうか、パリを書いて、自分を書いているんだ」(p.52)。
リルケやベンヤミンをそうやって読んでいたことになる。
ベンヤミンの『パサージュ論(一)』(岩波文庫、2020年)を読んだ時は、鹿島茂氏経由だったので、別な読み方をした。松岡正剛経由で読んでみたくなったが、どの箱にあるかはわからないので、ここに記録して後日を期すことにする。

『多読術』(2009)
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