霜月も急に寒くなった。湯島のSimonで小林小百合個展を観た後、4年振りの宮島亜紀個展を観にギャラリー オル・テールへいった。丁度、オーナーさんがレセプションするからといい、明治屋まで買い出しに出るところだったので、残ることにした。宮島亜紀さんと話が中途半端だったこともある。お酒を飲んでいると、アントニオさんが来られた、最後に佐々木さんも来られた。その後は、近くの居酒屋の駒忠で四人で食事して版画談義に時間が経っていくのだった。
(購入後記)
本書の装丁・挿画は宮島亜紀さんである。挿画の少女のEX LIBRISもついている。表紙の原画も展示されていたが、よく見れば中に小さな少女の人形も書かれている。手彩色された少女のEX LIBRISとエッチングの単色の世界を見比べながら、生命を吹き込むという言葉を考えるのだった。
【文学】
マルレーン・ハウスホーファー、松永美穂訳『マルレーン・ハウスホーファー短編集 人殺しは夕方やってきた』書肆侃侃房、2024年
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