2020年02月購入図書
暇だから何か読もうということになって、実際に何を読むかというのは案外難しい選択です。読書について何を優先させるかは、その時しだいになります。興味はコロコロ変わりますから、何しろ続きません。あっさりしているのでしょうね。執着がわりと薄いのではないのでしょうか。分からなけばまあいいかで次に行きます。それでも関連性がないと言えなくもないものがあります。
(購入後記)
1月にマルクス・ガブリエルを買ったので、その後に出た新書を入手しました。
南直哉師は読みかけの本があり、迂回戦術です。
高遠弘美氏はTwitterで流れてきたので、初めて買ってみました。試食ということです。辻邦生が住んでいたという標示板の写真が251頁にあって、懐かしくなりました。
六波羅探題は名前だけ知っているくらいなのですが、研究史ということで買ってみました。専門家ではないので学説の動向は分からないのです。つまり、読むべき本が分からないということです。
東洋哲学に関して子安宣邦先生の見通しの件もあり読んでみることにしました。『意識と本質』『意味の深みへ』『コスモスとアンチコスモス』の3冊が対象です。
ベルクソンは原書では遅々として進まないので、素直に翻訳を読もうと思いますが、数が多すぎて選べませんでした。そこで、最新の翻訳を選びました。
『老子』も入門から読み直すことにしました。
呉座勇一氏の一般書が出たので購入した。日本中世史ではなく日本中世の概説が日本中世の理解の幅を広げてくれそうです。政治史ばかり読まされてましてからね。
2020/03/15追記
惣田紗希さんの『山風にのって歌がきこえる 大槻三好と松枝のこと』はB&Bのトークイベントでサインもらいました。
入江敦彦氏の『読む京都』はB&Bの上記のトークイベントでついで買い。
【歴史】
高遠弘美『物語 パリの歴史』講談社現代新書、2020年
久保田和彦『六波羅探題 研究の軌跡』文学通信、2020年
呉座勇一『日本中世史への招待』朝日新書、2020年
【思想】
マルクス・ガブリエル、廣瀬覚訳『新実存主義』岩波新書、2020年
南直哉『仏教入門』講談社現代新書、2019年
井筒俊彦『意味の深みへ 東洋哲学の水位』岩波文庫、2019年第2刷
アンリ・ベルクソン、杉山直樹訳『物質と記憶』講談社学術文庫、2019年
楠山春樹『老子入門』講談社学術文庫、2002年、2004年第3刷
【文学】
惣田紗希『山風にのって歌がきこえる 大槻三好と松枝のこと』タバブックス、2019年
【京都】
入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年
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