2023-10

古都を旅する

丹生川上神社下社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」歌人の種村弘氏の3回目は「丹生川上神社下社」でした。奈良県吉野郡下市町は歌人の前登志夫の生まれ故郷です。丹生というのは古代の水銀鉱山の跡といわれています。丹生川上神社下社は気になるところですが、ま...
断片記憶

RIP 財津一郎

財津一郎さんが2023年10月14日にお亡くなりになりました。89歳でした。てなもんや三度笠の浪人役ですが、なんと蛇口一角(へびぐち いっかく)という名前までは覚えていませんでした。あのギャグは最近のコマーシャルでも聞いていたようなのでなん...
書籍目録

2023年10月購入図書(その6)

神無月も後半戦になった。今月は神田古本まつりがある。このところ古書購入は控えている。古書を買うことには葛藤がある。持つことで価値を発揮本が少ないのである。そうなると保有コストを上廻る利便性が期待できないので、即処分していくしかなくなる。 (...
断片記憶

高野山を想う

神保町でワゴンを漁っていて渡辺照宏・宮坂宥勝著『沙門空海』(筑摩叢書、1967年)が出てきた。昨日読んでいた竹内信夫著『空海入門』(ちくま学芸文庫、2016年)によると、竹内信夫氏が学生時代に出会ってフランス文学を続けながらも空海の本も読ん...
断片記憶

RIP 谷村新司

シンガーソングライターの谷村新司さんが2023年10月8日死去したといニースが入りました。74歳でした。 ほんとに長い間ご活躍されてました。ご冥福をお祈りします。
書籍目録

2023年10月購入図書(その5)

神無月の購入図書も気楽にAmazonした。 (購入後記) 五味文彦氏の本は何冊か読んでおり、もっと読みたいのであるが、kindle版となれば手にしやすい。やはり私は歴史が好きなのだろうと思う。徒然草の研究が進んで、蔵人の箇所は削除したとある...
散歩時間

ゲンロンカフェ初訪

2023年10月13日(金)にゲンロンカフェで開催された「山内志朗×檜垣立哉×アダム・タカハシ 司会=植田将暉「〈バロック〉から哲学を問いなおす──ヨーロッパ精神史入門」 」を聴きに行った。Webでニコニコ生放送でもよいのであるが、五反田に...
散歩時間

大道芸術館初訪

都築響一氏のコレクションを展示した大道芸術館が向島にある。予約制なんで気楽に行けなかったが、制約も無くなったので夜に訪問することにした。酒の力を借りたのはいうまでもないことである。昼の展示を見るのは3,000円であり、夜のバーを利用するには...
古都を旅する

橘寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」歌人の種村弘氏の2回目は「橘寺」でした。「聖徳皇太子御誕生所」の石碑が建つ飛鳥村の田圃の向こうに橘寺があります。橘寺は何故かいつも通り過ぎてしまい、まだ参拝したことはありません。 プラス1は岡寺で...
読書時間

『無心ということ』(2007)

鈴木大拙『無心ということ』角川ソフィア文庫、2007年、2015年13版 書誌情報 浄土真宗系の同信会の講演4回の速記録に2回ぶんの講演を書き足して全6講となっている。1939年に大東出版社から出たものである。1955年に角川文庫としたもの...