神無月は相変わらずの衝動買いで始まった。通勤で読むには良いかと思ったが、このところ通勤は語学しているのだった。結局は時間の奪い合いである。
(購入後記)
「フランス現代思想」でなく「フランス現代哲学」とタイトルに拘りがあった。「フランス現代思想」である「フーコー、デリダ、ドゥルーズ」以降に力点を置いたとあったので買ってしまった。ポスト構造主義以降が気になったのである。フーコー、デリダ、ドゥルーズって著者が言うように活躍したのは昭和だよね。
The Great Gatsbyも辞書を引きながら読むのが億劫になった。kindle版だと、そのまま辞書に飛ぶのでストレスが少ない。kindle版もポチしたが、表紙があっさりしていて少し残念な気がした。ペーパーバックの表紙はタマラ・ド・レンピッカの「緑の服の女」である。角川文庫でもレンピッカが使われていたことがある。電車の中では少し人目を惹きそうな絵である。尤も、Daisyはdark shining hairであるのでレンピッカの絵のようなブロンドの髪ではない。
【思想】
渡名喜庸哲『現代フランス哲学』ちくま新書、2023年
【文学】
F.Scott Fitzgerald “The Great Gatsby” OXFORD WORLD’S CLASSICS,1998,RUTH PRIGOZYのIntroductionとNotes付き、kindle版
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