週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」ブレンダーの輿水精一氏の1回目は「宝積寺」だった。天王山のエピソードと山崎の地サントリー山崎蒸溜所の話に終始したが、宝積寺(ほうしゃくじ)なら通称宝寺のいわれとなった打手小槌に触れないわけにはいかないところだ。
プラス1はサントリー山崎蒸溜所だった。以前に山崎12年のブレンドのコースに参加したことがあった。その時の記念ボトルもなくなったので蒸留所の記念ボトルは小樽の竹鶴17年だけになった。そう言えばあの時のテイスティングのグラスはどこいちゃったのかな。しかし、残念なことに輿水氏を有名にした山崎蒸溜所は京都府ではなく大阪府である。我々も府境を跨いだ記憶がある。現在はコロナの影響で工場見学ができないが、見学受付が再開したら宝積寺と合わせて訪れたい。
2021年6月3日号
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