週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの3回目は「松野醤油」だった。鷹ヶ峰にある創業1805年(文化2年)の老舗醤油メーカーである。木樽を使っている。どうもこの辺りはなかなか足を運ぶ機会がない。車ですっと通り過ぎるところだ。
プラス1は「源光庵」だった。光悦寺に行く時は源光庵の紅葉も気になる。伏見城の遺構の血天井のある寺院の一つだ。
注)月桂冠の大倉治彦社長の話を聴いて、昔に習った安土桃山時代という歴史用語に関して、安土城はあったが、桃山城はないし、伏見城の跡地に桃を植えたのは元禄の頃というので、この時代区分としての歴史用語の適切性には問題があると思った。織豊時代という言い方で良いと思うが、文化史からは桃山文化を抜くこともできないので、難しいところだ。
注)
関ヶ原の戦いの前哨戦で鳥居元忠の守る伏見城が破られた。その時の血の跡が残る床板を天井に貼って供養した。大概は見たが、伏見の栄春寺はまだのようだ。
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