『世界標準の経営理論』(2019)

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入山章栄『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社、2019年

大著である。本文等803頁に事項索引、人名索引に社名索引を加えて820頁ある。著者は「本書は世界の主要な経営理論を初めてほぼ完全に体系化して、可能な限りわかりやすく解説して、経営学を学ぶ学生の「教科書」として十分な質と量を担保した。経営・ビジネスとは結局は、人や(人が織りなす)組織を探求する学問である。そして現代経営学は、「そもそも人・組織はどうものを考え、どう行動するのか」の根本原理を、経済学、心理学、社会学という他の3つの学問分野から応用して使っている。本書ではこれを「理論ディシプリン」と呼ぶ」(Piii)。私が習った時の教科書はもっと薄かったし、これほど多岐にわたった内容は扱われてないにも関わらず、『経営学原理』とかいうタイトルだった。さて、ビジネス現象と理論のマトリックスで32章までのあたりをつけ、第5部ビジネス現象と理論のマトリックスで7章、第6部経営理論の組み立て方・実証の仕方3章となる長い旅にでることにしょう。

分厚いので通勤鞄に入らないから、研究所で読む。

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