2017-12

古都を旅する

東大寺転害門

週刊新潮の「とっておき私の奈良」日本画家の絹谷香菜子氏の1回目は「東大寺転害門」でした。父の絹谷幸二画伯から転害門(てがいもん)の柱を目に焼き付けるように言われたそうです。転害門は注連縄が張られています。門の前後に何もありません。転害門は東...
断片記憶

知的生活の方法の先達

清水好子『紫式部』岩波新書、1973年 渡部昇一の『知的生活の方法』(1976年)にはカードに書くより本に直接書き込む方法がよいと書いてあった。私は結局、梅棹忠夫の京大式カードも渡部昇一の直接書込み方式も中途半端に終わり、本の処分とともに記...
散歩時間

坊千代でクリスマス

荻窪の坊千代に四人で伺いました。私は久しぶりだったのですが、今回初めての人もいてその意味で楽しかった。狩野常信の屏風に囲まれた席に座ると、どこにいるのか分からなくなる。ここの献立を読み解くのが楽しい。今回は冬のかき氷から始まりましたが、予想...
断片記憶

『東京おいしい老舗散歩』(2017)

安原眞琴、画・鈴木透『東京おいしい老舗散歩』東海教育研究所、2017年 東京の町の路地や自然あふれる神社などありふれた日常の道を歩き、老舗に立寄る為の散歩ガイドです。12ヶ月の構成になっています。場所も上野浅草を中心としたいわゆる東京の東側...
断片記憶

流れ星 過ぎて見えない 冬の空

流れ星 過ぎて見えない 冬の空 ふたご座流星群の到来する12月の空、微かに流れたかもしれない。そんな記憶だけが残る。零時を過ぎても明るい都会の夜空であった。
散歩時間

文庫再訪

元の同僚と平井駅で待ち合わせて、元の小学校に向かった。寒い日であった。ちょうど講義が終わったI先生に声をかけて、その教子さんによって中に入ることができた。私たちは教子さんに説明されて2階のライブラリーにいった。広い部屋で壁にある本棚にある本...
古都を旅する

円通寺

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の梓澤 要氏の4回目は幡枝町の「円通寺」でした。比叡山を借景にした庭の籬が有名ですね。正月三ヶ日だけご住職が御朱印帖に揮毫してくれます。 プラス1は「妙満寺」でした。安珍・清姫の鐘で有名ですね。
東都手帖

東都手帖2018年1月【編集中】

2018年1月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 新年を迎えれば気持ちもあらたまる。 「北斎とジャポニズム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」国立西洋美術館 2017年10月21日〜2018年1月28日(日) 国宝雪松図と花鳥 ー美術館でバ...
四都手帖

四都手帖2018年1月【編集中】

2018年1月の私的な愉しみと記憶 年があらたまればまた歳を重ねることになる。それが喜びである。 久々に「いっとかなあかん店」へ行きたくなった。水都の初春を満喫したいものだ。 【古都】 皇服茶(おうぶくちゃ)六波羅蜜寺 2018年1月1日(...
断片記憶

「いっとかなあかん店」

140Bのブログ 江弘毅「世の為、の店」の第4回「いっとかなあかん店」と「いっとかなあかん街」を読んで、「いっとかなあかん」の意味が分かった。 割烹のご主人が「今日は淡路のいい雲丹が入りました」と挨拶したら、「それ、いっときますわ」という呼...