2017年05月購入古書
(購入後記)
『エセー』を書いたミシェル・ド・モンテーニュについての伝記小説に菅野昭正氏の解説が各巻にある。谷沢永一は歳をとったらモラリストを読めと書いていたが、モラリストの伝記小説を読むことが先になってしまった。勿論、概要については松岡正剛の千夜千冊を読んでいるので、堀田善衞との呼吸だけが、問題になる。
皆川博子氏の本を読んで、【辺境図書館】のカテゴリを作ってみた。第1号は『辺境図書館』の開設のきっかけとなった本だ。このサバト館の本の奥書には生田耕作著とある。ナントのポムレー路地の写真が散りばめられた56頁の22cmの本である。皆川博子氏に倣いここまでにしておく(笑)。
【文学】
堀田善衞『ミシェル 城館の人 第一部 争乱の時代』集英社文庫、2004年、2007年第2刷
堀田善衞『ミシェル 城館の人 第二部 自然 理性 運命』集英社文庫、2004年、2007年第2刷
堀田善衞『ミシェル 城館の人 第三部 精神の祝祭』集英社文庫、2004年、2007年第2刷
【辺境図書館】
マンディアルグ、生田耕作訳『ポムレー路地』奢灞都館(さばとかん)、1988年
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