『19世紀パリ時間旅行』(2017)

散歩時間

鹿島茂『19世紀パリ時間旅行 ー失われた街を求めてー』青幻舎、2017年

練馬区立美術館で鹿島茂コレクションを見る。ナポレオン3世によるパリ改造で失われたパリを版画で再現したものが中心であるが、パリの生い立ちから始まり、オスマンのパリ大改造の前後の図像で復元する試みは珍しい。

2017年04月16日(日)が初日である。

中村橋で降りるのは久しぶりで、「佐伯祐三展」(2005年)以来だ。このときの図録はLE PETIT PARISIANに置いてあるけど、今回の展示のラストを飾るのは4点のユトリロと佐伯祐三の「ガス灯と広告」(国立近代美術館所蔵)だった。LE PETIT PARISIANで見たら、図録の裏表紙だった。

鹿島茂氏が自身のコレクションであるマルシアルの『いにしえのパリ』(1866年)の300点の版画から70点前後を選んで展示するのが今回の主眼で、第3章は「ナポレオン3世とセーヌ県知事オスマンのパリ大改造」となっていた。

ランチは隣の2階にある月の風というイタリアンがオススメとMさんが言っていた。

会期2017年04月16日〜6月4日

図録3,200円を買ったら、ビニール袋に予告編だの沢山入っていた中に練馬区独立70周年記念事業でミントの種が入っていた。

B4の出展目録と図録を対比する

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