細見美術館で「鈴木其一」展の前期を観た。東京でやったものが京都に来たわけだ。「朝顔」はやって来なかったが、風神雷神図襖は面白かった。ぎりぎり細見美術館で展示できる大きさだった。王朝和歌を題材にした小さな巻物4点(四季歌意図巻)が良かった。近江八景図巻は鈴木其一の弟子(酒井鶯蒲)の作だった。江戸後期に小さな巻物が流行したという。
なお、売店で卓上カレンダーを買って出ようとしたら、『春画展』の図録が後ろに積み上がっていたのを相方が発見した。
「鈴木其一 江戸琳派の旗手」細見美術館 1月3日(火)〜2月19日(日)
前期、中期、後期に分かれているのは箱が小さいことからか。
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