週刊新潮の「とっておき私の奈良」文芸評論家の三輪太郎氏の3回目は「海柘榴市跡(つばいちあと」だった。三輪に行くたびに寄ろうと思って果たせないでいる。現在は金屋河川敷公園として整備されている。三輪太郎氏は歌垣について論及しながら、大和川の河原で横になって写真に写っている。海柘榴市で想い人と出会うところを想像しているのだろうか。古代の要衝の地であることがピンと来ないので、三輪の宿題としておく。
プラス1は「海柘榴市観音堂」だった。二体の石造の観音がある。ここまできたら、仏教伝来の地の碑を見たい。三輪の駅から始まる私の知らない奈良がある。
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