北村一真『英文解体新書 ー構造と論理を読み解く英文解釈』研究社、2019年
本を読むとはどういうことか。母語で読むのと英語など他の言語を読む場合にどのような違いがあるのだろうか。英語を読む場合に、慣れてしまったwordsを別にすれば母語で処理している。
通勤時間に話題の『英語解体新書』を読むことをしている。席に座れない場合は、詰将棋の本を取り出して眺めたりしている。色々なテクストが取り上げられている。コンテクストから切り取られた文章はそれなりに難しい。それでも、文法というルールを利用して構文を推定しながら読むやり方は、自分のやってきた読み方だった。それを著者の北村一真氏はストラテジーといって、丁寧に解説している。私も予備校で習った英文解釈の仕方のまま現在に至っているので、また、学び直せて楽しくなった。推測エンジンがチューンナップされる感じだ。
当時、暗記した問題文のパラグラフが時々口をついて出る。この本で取り上げられている文章も暗誦したくなった。
#語学 #英語 #北村一真
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