キャサリン・A・クラフト、里中哲彦編訳『形容詞がわかれば英語がわかる』ちくま新書、2026年
第二言語を習うのに、まず、「何々がある」とい「存在」を表す言葉や「何々である」という「断定」を扱う言葉を英語で最初に習うが、その意味を本当は理解していない。
There is a pen.とI am a boy.という普段の会話には出てこない不思議な言い回しのbeやI have a pen.などの所有に関するhaveに類する言葉の概念を掴むことが重要だと思う。
Factを扱うには時間と空間を扱う言葉を理解しなければならない。
そして自分や他人の見方、感情を扱うためには概念語の輪郭を掴まなければならない。この点で本書は形容詞の切り口で性格や感情を表して、表現に彩りを与えてくれる。隣接する形容詞のニュアンスの違いを感じさせてくるので形容詞が使いやすくなる気がする。
第9章日本人の9割が知らない形容詞は勉強になった。

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