散歩時間 お江戸両国亭を初訪する 両国にある寄せに行きました。春雨や風子さんの落語八百席でした。お江戸両国亭にある駒札に目が止まりました。江戸の町の駒札が「伊藤宗印屋敷跡」でした。伊藤宗印は将棋の家元三家の一つ伊藤家の当主で、十一世名人になりました。そういえば木村義雄名人も... 2023.08.28 散歩時間
書籍目録 2023年08月書籍往来 葉月の書籍往来は、井筒俊彦の本である。2013年から2014年にかけて井筒俊彦の本を文庫等で買うきっかけがあったのだと思う。『イスラーム哲学の現像』を思い出させてくれたのが安藤礼二氏の「霊性革命」だった。スーフィズムの修行を読むのが目的であ... 2023.08.27 書籍目録
読書時間 「霊性革命」(2021) 末木文美士編『死者と霊性ーー近代を問い直す』岩波新書、2021年本書は末木文美士氏(司会)、中島隆博氏、若松英輔氏、安藤礼二氏、中島岳志氏による座談会の記録である。「霊性革命」は安藤礼二氏の論考で井筒俊彦の思想の起源と帰結が述べられている。... 2023.08.26 読書時間
古都を旅する 高麗美術館 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」歴史学者の井上満郎氏の3回目は「高麗美術館」でした。ここは場所が不便ですけど、朝鮮半島の文化財が身近に見れて良いです。プラス1は京都市歴史資料館でした。京都御苑の東の寺町通にあります。井上満郎氏が... 2023.08.25 古都を旅する
書籍目録 2023年08月購入図書(その6) 葉月の読書は読書会が目的になった。読んで必ずしもわかるわけではないが読むとわからない点が明らかになってくる。(購入後記)「特別てい談 東洋哲学とは何か」(斎藤慶典、安藤礼二、山崎達也、2021年7月31日)で安藤礼二氏が『死者と霊性』の中で... 2023.08.24 書籍目録
書籍目録 2023年08月購入図書(その5) 葉月もお盆を過ぎれば涼しくなるのに、今年は猛暑が続き昼寝ばかりしていたずらに時間が経っていく。暑いので片付けはする気にならないが、花火の準備ために本箱の中に仕舞った本が探し出せなくなって思いつきでする読書ができなくなった。(購入後記)薬袋善... 2023.08.23 書籍目録
ひととき 167「タンポポの魔法」千宗室 2023年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「タンポポの魔法」というタイトルでした。家元が長歩きの帰りに遭遇した幼児とのエピソードでした。小説のような表現に家元の力量を感じます。まだ、陽射しが未だ夏の頃の話です。 2023.08.22 ひととき
散歩時間 フェードルを観る 国立小劇場で中村京蔵さんの爽涼の會「フェードル」を観た。「フェードル」はラシーヌの原作のギリシア悲劇を中村京蔵さんが歌舞伎様式で演じていた。これについては賛美両論があるだろう。歌舞伎を見慣れた者にとっては様式美のよさを改めて感じたのであった... 2023.08.21 散歩時間
断片記憶 『特別てい談』を読む 『特別てい談 東洋哲学とは何か』斎藤慶典、安藤礼二、山崎達也、2021年7月31日猛暑の街を喫茶店を求めて歩き、課題図書を読んで昼寝をする。「てい談」は色々刺激を与えてれる。プロティノスについて、日下部吉信著『ギリシア哲学30講 人類の原初... 2023.08.20 断片記憶
読書時間 『「東洋」哲学の根本問題』(2018)その4 斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』講談社選書メチエ、2018年本章は以下の3節で構成される。第II章 空/無a)「空」の徹底斎藤慶典氏は井筒俊彦の「井筒における「無」と〈「無分節」の「存在エネルギー」〉の同一視ぶりを」(p... 2023.08.19 読書時間