旅の時間

都をどり 2016を観る

都をどり 2016を観る第144回都をどりを知合いと観る。耐震の問題でお茶席が二階から一階になった関係で、縦長になってしまった。後ろからは見えにくいが、幸い私たちは前の方の席だった。市有里さんのお點前で、控えの清乃さんが茶を運ぶ姿を見ながら...
散歩時間

るろうに剣心を観る

雪組のるろうに剣心を知人と観る。宝塚版はオリジナルキャラクターとして新選組の「加納惣三郎」が出てくる。これをNo.2のだいもん(望海風斗)さんが演じていて楽しかった。フィナーレの都合で、剣心との勝負をつけるやり方も大人の事情ということであっ...
古都を旅する

春日大社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の澤田瞳子氏の1回目は「春日大社」だった。奈良を歩くのによい時期になった。春日大社の本社前の砂ずりの藤も暫く見に行っていない。まだ、ちょっと短いかもしてない。むしろ、春日大社の萬葉植物園の藤は見事だと思う...
読書時間

もののあはれ

本居宣長、子安宣邦校注『排蘆小船・石上私淑言――宣長「物のあはれ」歌論』岩波文庫、2003年、2010年第3刷肝心の「物のあはれ」はどうなっているのか。『排蘆小舟』で本居宣長が「物のあはれ」概念に触れているのは、頭注を含め二箇所だと子安宣邦...
読書時間

『排蘆小船・石上私淑言――宣長「物のあはれ」歌論』(2003年)

本居宣長、子安宣邦校注『排蘆小船・石上私淑言――宣長「物のあはれ」歌論』岩波文庫、2003年、2010年第3刷本居宣長の歌論は「物のあはれ」として知られている。今回はその元を見てみたい。そもそも『排蘆小舟(あしわけおぶね)』と『石上私淑言(...
読書時間

『紫文要領』(2010)

本居宣長、子安宣邦校注『紫文要領』岩波文庫、2010年段ボールから取り出した。買った理由は不明であるが、たぶん子安宣邦先生の名前が眼に入ったのだろう。本居宣長の最初の源氏物語論である『紫文要領』は「しぶんようりょう」と訓む。紫文は源氏物語の...
読書時間

『中江藤樹』(1974)

『中江藤樹』(1974)山井湧、山下龍二、加地伸行、尾藤正英『日本思想大系〈29〉中江藤樹 』岩波書店、1974年中江藤樹(1608年〜1648年)は江戸初期の慶長13年に滋賀で生まれた。9才で米子藩(加藤泰光)の武士であった祖父の養子とな...
断片記憶

『テクノロジストの条件』(2005)

P・F・ドラッカー、上田惇生編訳『はじめて読むドラッカー【技術編】テクノロジストの条件 ものづくりが文明をつくる』ダイヤモンド社、2005年松尾明先生がシステム監査学会でドラッカーの『テクノロジストの条件』を基準書として読むことを発表したの...
書籍目録

2016年03月購入図書

2016年03月購入図書今月は心に関するものが多い。自然と引きつけるのだろう。参考文献を箱らか出して調べたりするものだから、寝床の周りは付箋を貼った本だらけになっている。【思想】鎌田東二『世阿弥 身心変容技法の思想 』青土社、2016年鎌田...
書籍目録

2016年03月購入古書

2016年03月購入古書課題図書がなかなか読めないのはいつものことだ。『中江藤樹』の世界をどう理解しょう。浄土寺の善行堂で上林暁の本『春の坂』を購入してが、落として箱を破損させてしまった。知合いに修理を頼んだが、そのままで、まだ読めていない...