断片記憶

繊細さということ

繊細さということで調弦の話になったが、ダルシマーを叩くバチが軽く繊細であったことを思い出した。今回、シター(cithare)とダルシマーのコンサートがLe Petit Parisienであった。三好美穂さんと小川美香子さんの2人で、小川さん...
読書時間

『源義経』(2004)

上横手雅敬『源義経』平凡社ライブラリー、2004年 上横手雅敬(うわよこて まさたか)氏の文章は分かりやすかった。初めて読んでスッキリ頭に入るのは、余計なことを言わないことによるのだろう。 源義経の話はどちらかというと伝説ばかり聞かされてき...
古都を旅する

石上神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」画文家のモリナガ・ヨウ氏の2回目は「石上神社」だった。ここは国宝の七支刀で有名なよころだ。古事記の世界がここに現前している不思議がある。 プラス1は「内山永久寺跡」だった。渋い選択だ。
読書時間

『シーボルト 日本植物誌』(2007)

大場秀章監修・解説『シーボルト日本植物誌』ちくま学芸文庫、2007年 1.シーボルトの来日経緯 本書はまずシーボルト来日の経緯を述べる。1796年生まれのドイツ人シーボルトが大学で医学を修め開業医となったこと、その後、オランダの東インド植民...
書籍目録

2018年02月購入図書

2018年02月購入図書 寒いと頁をめくる指がすすまなくなるし、kindle版を読むのもiPadが冷たくて触っていられない。 手がカサカサになっているのはアルコールで度々消毒するせいだと思う。今年はインフルエンザのA型と B型の流行がいつも...
書籍目録

2018年02月購入古書

2018年2月購入古書 本の整理中につきAmazonで買う課題図書だけにする予定だったが、甘夏書店で2週連続して買ってしまった。 (購入後記) 文学に現れたる国民思想の研究 平民文学の時代下に相当する内容。次回の講座は「明治憲法の成立まで」...
書籍目録

2018年02月書籍往来

2018年02月書籍往来 森野宗明氏は大学受験講座でお世話になった。本書はNHKの放送ライブラリーだった。教育テレビで1975年12月から1976年3月まで放送された市民大学講座「伊勢物語ー愛と叙情の文学」が土台となっている。 石川淳選集で...
ひととき

101「酒場考」千宗室

ひととき 2018年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「酒場考」というタイトルでした。Sグループが100周年を迎えるといます。 祇園のSは鰻の寝床の寝床のない造りとはうまい表現です。カウンターの背中側がすぐ壁なので...
読書時間

『SPRINT最速仕事術』(2017)

ジェイク・ナップ、ジョン・ぜラツキー、ブレイデン・コウィッツ、櫻井祐子訳『SPRINT最速仕事術』ダイヤモンド社、2017年第2刷 課題図書をAction for Readingの対象にしたので、すっかり読んだ気になっていた。パラっとめくっ...
古都を旅する

興福寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」画文家のモリナガ・ヨウ氏の1回目は「興福寺」でした。奈良の有名寺院は概ね訪ねたそうです。その中でも興福寺が断トツだといいます。阿修羅像と一緒に写真撮ってもらってご満悦げなお顔です。阿修羅像の板金剛という草履も...