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『和菓子を愛した人たち』(2017)

虎屋文庫編著『和菓子を愛した人たち』山川出版社、2017年第3刷 本書は虎屋のホームページに「歴史上の人物と和菓子」を2000年12月01日の「織田信長と金平糖」を皮切りに掲載した中から100人を選び加筆修正したものです。ホームページでは現...
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『狐の手套』(1936)

LE PETIT PARISIENでオーナーが借りていた堀辰雄の『狐の手套』(野田書房、1936年)を読ませてもらう。紙のカバーが脆いため、回収されて箱になり、カバーはほとんど残っていないという珍品だそうです。こういう本を持つ人は愛書狂と言...
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『城と国家』(1981)(その1)

上山春平『城と国家 戦国時代の探索』小学館、1981年 上山春平の国家論研究の第1のテーマは明治維新、第2のテーマは律令国家の形成であり、第3のテーマは幕藩体制の形成であるとあとがきに書いてある。 本書は第3のテーマに関して「私の関心は戦国...
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『家康研究の最前線』(2016)

日本史史料研究会監修 平野明夫編『家康研究の最前線 ここまでわかった「東照神君」の実像』洋泉社歴史新書y、2016年、2017年第2刷 最前線シリーズの家康を買わないうちに2刷となっていた。 通俗小説を読んで育った身としては、その歴史を勉強...
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『天皇の戦争宝庫』(2017)

井上亮『天皇の戦争宝庫ー知られざる皇居の靖国「御府」』ちくま新書、2017年 磯田道史氏が毎日新聞に書評(2017年9月3日)を書いていたので読みたくなった。「御府」は知らなかった。何しろ公開してないのだから。 「御府についてその来歴を詳し...
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『丸善外史』(1969)

木村毅『丸善外史』丸善、1969年 内田魯庵『文學者となる法』(図書新聞、1995年)の解説で鹿島茂氏が木村毅の『丸善外史』(1969年)の中で内田魯庵に突き当たったと書いていた。 偶々、古書肆右左見堂にあったので手にした。第五章を内田魯庵...
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『文學者となる法』(1995)

内田魯庵『文學者となる法』図書新聞、1995年 「サルでもなれる文学者」という帯をみて、相原コージ氏の名著『サルでも描ける漫画教室』シリーズを思い出すことがなければ買わなかったかもしれない。このコピーには「100年前の文学マンガ」とも書いて...
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『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』(2017)

横尾忠則『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』光文社新書、2017年 本書は、横尾忠則氏が2009年4月から2017年6月まで、朝日新聞に掲載した書評に加筆、修正を加えたものだ。 横尾忠則氏が床に積み重ねた133冊の本では梅原...
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『1時間でハングルが読めるようになる本』(2011)

チョ・ヒチョル『1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式 超速ハングル覚え方講義』学研プラス、2011年、2017年第17刷 羽田の本屋で見つけた本はハングルの読み方に特化した本だった。おかげでハングルがどのような字母からなっている...
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『信長研究の最前線2』(2017)

日本史史料研究会監修渡邊大門編『信長研究の最前線2 まだまだ未解明な「革新者」の実像』洋泉社歴史新書y、2017年 このシリーズも2周目に入ったのだろうか。16本の論考を渡邊大門氏が編集している。 藤本正行氏の「【信長の画像】信長の顔・姿は...