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『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』(2017)

横尾忠則『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』光文社新書、2017年 本書は、横尾忠則氏が2009年4月から2017年6月まで、朝日新聞に掲載した書評に加筆、修正を加えたものだ。 横尾忠則氏が床に積み重ねた133冊の本では梅原...
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『1時間でハングルが読めるようになる本』(2011)

チョ・ヒチョル『1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式 超速ハングル覚え方講義』学研プラス、2011年、2017年第17刷 羽田の本屋で見つけた本はハングルの読み方に特化した本だった。おかげでハングルがどのような字母からなっている...
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『信長研究の最前線2』(2017)

日本史史料研究会監修渡邊大門編『信長研究の最前線2 まだまだ未解明な「革新者」の実像』洋泉社歴史新書y、2017年 このシリーズも2周目に入ったのだろうか。16本の論考を渡邊大門氏が編集している。 藤本正行氏の「【信長の画像】信長の顔・姿は...
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『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(2017)

伊藤公一郎『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』光文社新書、2017年第2刷 因果関係と相関関係の違いを理解しないと、データ分析は役に立たない。データを集めて関係性を見つけたとしても相関関係を示すだけで因果関係は証明できない。本書は経済学...
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『観応の擾乱』(2017)

亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』 著者の一般書を買うのも6冊目になった。ということは全てということ、あとは博論の専門書だが、これは私には難しいだろう。他に読みたい本が数珠繋ぎなのだ。 著者は観応の擾乱を...
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『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』(2017)

木村衣有子『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』木村半次郎商店、2017年 このシリーズも5冊になったか。甘夏書店で購入するのも変わらない。 さて、今回は北海道・帯広で、ビールエンジニアの十河文英氏、千葉でガラス作家(再訪)そして福岡の大牟...
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『夏』(1978)

中村眞一郎『夏』新潮社、1978年 玉ノ井カフェで甘夏の苦味が残るマーマレードをトッピングしたアイスクリームを食べながら付いていた辻邦生との対談を読む。シャッターを下ろして金藤みなみさんが絵を描いていたので、少し部屋の中が暗かった。 辻邦生...
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『たった一人の山』(1958)

浦松佐美太郎の『たった一人の山』(文藝春秋新社、1958年) タイトルは知っていたが読んだことはなかった。たまたま甘夏書店さんで見つけて、甘夏さんの解説が良かったので手にした(笑)。箱が破けているけど、佐野繁次郎の装幀が素敵なので買うことに...
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『月刊ビル 7号』(2017)

発行 BMC 『月刊ビル 7号』2017年 ikkAさんの2階の甘夏書店で購入した『月刊ビル 7号』の特集は京都祇園 坂下ビル(1969年竣工)だった。石の船が浮かんでいるこのビルは四条通りの南側にあり、見るためには四条通の北側を八坂さんへ...
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『万年筆 インク 紙』(2016)

向島に本屋が一軒できたようである。書肆スーベニアという。たまたま夜に伺って、片岡義男著『万年筆 インク 紙』(晶文社、2016年)を買った。 片岡義男氏が「自分はひとりだ。文章を書く自分はなおさらひとりだ」(P152)と書いていた。そうする...