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『丸善外史』(1969)

木村毅『丸善外史』丸善、1969年内田魯庵『文學者となる法』(図書新聞、1995年)の解説で鹿島茂氏が木村毅の『丸善外史』(1969年)の中で内田魯庵に突き当たったと書いていた。偶々、古書肆右左見堂にあったので手にした。第五章を内田魯庵に充...
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『文學者となる法』(1995)

内田魯庵『文學者となる法』図書新聞、1995年「サルでもなれる文学者」という帯をみて、相原コージ氏の名著『サルでも描ける漫画教室』シリーズを思い出すことがなければ買わなかったかもしれない。このコピーには「100年前の文学マンガ」とも書いてあ...
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『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』(2017)

横尾忠則『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』光文社新書、2017年本書は、横尾忠則氏が2009年4月から2017年6月まで、朝日新聞に掲載した書評に加筆、修正を加えたものだ。横尾忠則氏が床に積み重ねた133冊の本では梅原猛著...
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『1時間でハングルが読めるようになる本』(2011)

チョ・ヒチョル『1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式 超速ハングル覚え方講義』学研プラス、2011年、2017年第17刷羽田の本屋で見つけた本はハングルの読み方に特化した本だった。おかげでハングルがどのような字母からなっているの...
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『信長研究の最前線2』(2017)

日本史史料研究会監修渡邊大門編『信長研究の最前線2 まだまだ未解明な「革新者」の実像』洋泉社歴史新書y、2017年このシリーズも2周目に入ったのだろうか。16本の論考を渡邊大門氏が編集している。藤本正行氏の「【信長の画像】信長の顔・姿は、ど...
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『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(2017)

伊藤公一郎『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』光文社新書、2017年第2刷因果関係と相関関係の違いを理解しないと、データ分析は役に立たない。データを集めて関係性を見つけたとしても相関関係を示すだけで因果関係は証明できない。本書は経済学者...
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『観応の擾乱』(2017)

亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』著者の一般書を買うのも6冊目になった。ということは全てということ、あとは博論の専門書だが、これは私には難しいだろう。他に読みたい本が数珠繋ぎなのだ。著者は観応の擾乱を広義...
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『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』(2017)

木村衣有子『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』木村半次郎商店、2017年このシリーズも5冊になったか。甘夏書店で購入するのも変わらない。さて、今回は北海道・帯広で、ビールエンジニアの十河文英氏、千葉でガラス作家(再訪)そして福岡の大牟田の...
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『夏』(1978)

中村眞一郎『夏』新潮社、1978年玉ノ井カフェで甘夏の苦味が残るマーマレードをトッピングしたアイスクリームを食べながら付いていた辻邦生との対談を読む。シャッターを下ろして金藤みなみさんが絵を描いていたので、少し部屋の中が暗かった。辻邦生が中...
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『たった一人の山』(1958)

浦松佐美太郎の『たった一人の山』(文藝春秋新社、1958年)タイトルは知っていたが読んだことはなかった。たまたま甘夏書店さんで見つけて、甘夏さんの解説が良かったので手にした(笑)。箱が破けているけど、佐野繁次郎の装幀が素敵なので買うことにし...