旅の時間

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師走の古都(その2)

今日は曇りの古都となった。リプトンでモーニングした後、智積院を目指す。養源院の散り紅葉佛像彫刻展を智積院金堂地下ホールで観る。今村九十九師と外弟子の皆さんの佛像彫刻展である。今村九十九師より、多聞天(横綱朝青龍)、広目天(横綱白鵬)のエピソ...
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師走の古都

今年の紅葉は平年並みの時期になった。ここ数年が紅葉が遅れていたのである。師走な古都は名残の紅葉となった。永観堂の入口付近の紅葉法然院の紅葉雨月陶齋先生の個展
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没後150年 坂本龍馬

宮川禎一「坂本龍馬の生涯と手紙ー時代が龍馬を評価するー」京都国立博物館編『特別展覧会 没後150年 坂本龍馬』読売新聞社、2016年宮川禎一氏の解説を読みながら、展覧会を振り返る。以前にも龍馬の通常展を旧平常展館で見たことがある。今回は手紙...
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シュルレアリスムと絵画

巖谷國士(くにお)氏の講演をギャルリー宮脇で聴く。京都の相方に予約してもらって、行ったら、階段まで詰まるくらいの満席だった。寺町通を歩く人たちが不思議そうに覗いて行った。外から見るとかなり変な状態だと想像できる。歩く人が大勢の人々に見られて...
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北浜あたり

内北浜通を歩いていると、適塾の西側の日本生命ビルの前に適塾と懐徳堂のプレートがあり、4つの小さな像があった。適塾は10時〜16時までなので、また今度になる。水都をもっと味わいたい。遠征 Expedition研究 Study思惟 Though...
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朝鮮時代の水滴

東洋陶磁美術館で「朝鮮時代の水滴ー文人世界に遊ぶ」大阪歴史博物館の「関西大学の本山コレクション」の中吊り広告が面白すぎてよく分からなかった。予定通り、淀屋橋で降りて東洋陶磁美術館へ行く。朝鮮では水滴を硯滴という。中国よりの輸入から、朝鮮での...
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旧三井家下鴨別邸

旧三井家下鴨別邸が平成28年10月1日から一般公開されていた。下鴨神社といえばマンション建設で物議を醸している。ちょうど、初日だったので、行って見ることにした。旧三井家下鴨別邸は3階建で3階は展望室だ。一般公開は1階と庭となっている。玄関か...
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温習會2016を観る

温習會は秋に行われる祇園甲部歌舞会主催の京舞井上流の会である。毎年10月1日〜6日まで、出番が3組ある。8月8日に芸舞妓さんに切符が分配されたが、番組がまだだった。お茶屋の女将さんには今年のカレンダーを見て、1日を頼んだ。初日なので4日目と...
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瑞饋祭(ずいきまつり)

瑞饋(ずいき)とは芋茎(ずいき)瑞饋祭(ずいきまつり)の瑞饋といっても知らない人がいるので、少し説明したい。ずいきは里芋の茎のことである。京都ではよく食べられていて、私もずいきあんかけをよく食べた。その芋茎で屋根を葺いた神輿が北野天満宮を出...
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水の森 志明院

志明院とは志明院(しみょういん)に行くことになった。京都市北区雲ヶ畑にある真言宗仁和寺派の寺院である。石楠花で有名な寺院である。司馬遼太郎の「石楠花妖話」(1954)というエッセイは石楠花の花の時期に志明院へ泊まる話だ。花は口実で実は妖怪変...