古都を旅する

古都を旅する

ちんぎれや

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の4回目は「ちんぎれや」でした。下重暁子氏は古裂をコレクションしてるので、縄手通のちんぎれやさんは仕入先のようです。なんでも下重暁子氏は「藍の筒描き」がお目当だとい...
古都を旅する

京都向日町競輪場

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の3回目は「京都向日町競輪場」でした。下重暁子氏はなんと日本自転車振興会の会長を勤めたことがあった(2005年〜2011年)。京都向日町(むこうまち)競輪場には特別...
古都を旅する

月刊京都2017年04月号に想う

月刊京都2017年4月号のこさけ くみかの「京都ぷらっと日記」はフォーシーズンズホテルのラウンジでお茶を飲む話だった。一人で出かけて、ケーキとコーヒーを楽しんでベルガールに見送られて後にした。私もここではランチとディナーを頂いたが、アフタヌ...
古都を旅する

郡山城天守台

月刊大和路ならら 2017年3月号 特集は郡山城だった。2017年03月26日に石垣の修理を終えた郡山城址に展望施設を備えた天守台が公開される。天守の復元が望まれるところであるが、見果てぬ夢であろうか。市民の寄付で追手門、追向櫓、追手東隅櫓...
古都を旅する

落柿舎

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の2回目は「落柿舎」でした。写真は落柿舎の近くにある竹の柵に囲まれた半畳ほどの去来の墓の隣に立っている下重暁子氏です。 プラス1は「二尊院」でした。色々な時季に来ま...
古都を旅する

花折峠

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の1回目は「花折峠」でした。鯖街道を大原を越えて北へ向かう途中、花折(はなおれ)トンネルが出てくる。そこで、三橋節子の『花折峠』という絵の話になった。下重暁子氏が、...
古都を旅する

喫茶ソワレ

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の4回目は「喫茶ソワレ」でした。東郷青児の作品がある青色の照明が不思議な喫茶店です。舞妓さんとなら私も入れます。 プラス1は「生きている珈琲」でした。四条通を歩いていて地下へ降りる珈琲...
古都を旅する

お目覚(めさ)

「3月1日の深夜0時45分、参籠宿所の静けさを破るように、ひときわ大きく尻上がりに加供奉行の声が響く。 「お目覚ー(めさ)、お目覚ー、お目覚ー、お目覚ー。・・・お目覚ー」。最初の4声は参籠宿所に休む練行衆の起床を、少し遅れた一声は湯屋に休む...
古都を旅する

西福寺

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の3回目は「西福寺」でした。「檀林皇后九相図」を村田氏が見ています。九相図は皇后が死んで、その肉体が朽ち果てる姿を描きます。西洋ではメメントモリというモチーフがあり、「死を記憶せよ」と...
古都を旅する

京都の霊性 「霊性の京都学」最終回

鎌田東二「霊性の京都学90 最終回「京都の霊性」」『月刊京都 2017年3月号』 いつかくるものと思っていましたが、とうとう最終回になりました。このところブログのネタにして来ましたが、7年半も鎌田東二先生に付き合って、月刊京都を買い続けてき...