翁と筑紫舞・傀儡舞

古都を旅する

月刊京都の2015年04月号の「霊性の京都」は先月号の三島由紀夫がいう日本には「伝承というものにメトデーが介在しない」を少し敷衍した上で、今一度提起されていた。

今月号では傀儡舞が取り上げられた。

能の「高砂」でワキが「抑々これは九州肥後の国、阿蘇の宮の神主友成とは我が事なり」と名乗ることに着目し、鎌田氏は何故「熊本」なのかと先月号に書いた。

今月号では鈴鹿千代乃氏の研究から「筑紫舞」の「翁」に七人立ち、五人立ち、三人立ち、一人立ちの「翁」の伝承と形があると報告しているのは興味深い。「七人立ちの翁」は「肥後の翁」を最初に名乗という。この符号はなんなのだろうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました