ひととき

ひととき

155「黄色」千宗室

2022年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「黄色」というタイトルでした。家元が幼稚園の頃の思い出を語ります。黄色組は外国人で馴染めなかったそうです。なぜそんなことを思い出したのでしょうか。涼みに入ったコンビニで買...
ひととき

154「素敵な夏の朝」千宗室

2022年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「素敵な夏の朝」というタイトルでした。家元が夏の朝、本法寺前のご自宅から下鴨の琵琶湖疏水の分流まで歩くのでした。府立植物園方面から下鴨中通へ向ったと書いてます。分流が暗渠...
ひととき

153「龍がいる池」千宗室

2022年7月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「龍がいる池」というタイトルでした。家元は観光名所は行かないので、二条城もプライベートでは一度きりだといいます。油小路押小路まで下がってきたついでに行くことになりました。...
ひととき

152「魚素麺の頃」千宗室

2022年6月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「魚素麺の頃」というタイトルでした。「日記は記録ではない。記憶なのだ」というのは、数値だけでは測れないことも、食日記を見れば、「早々と夏日」が思い出されるそうです。 家元...
ひととき

151「おキツネさん」千宗室

2022年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「おキツネさん」というタイトルでした。家元の散歩の話です。珍しく、北大路から衣棚通を上って、北山通を越えたのでした。衣棚通は加茂街道に突き当たり、上賀茂橋を渡れば上賀茂神...
ひととき

150「路地の麦酒屋さん」千宗室

2022年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「路地の麦酒屋さん」というタイトルでした。家元の家の近くに麦酒工場(こうば)ができたといいます。あんなところにと言っては失礼ですが、そんな場所です。製造業なのでやっていけ...
ひととき

149「地蔵が覗く」千宗室

2022年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「地蔵が覗く」というタイトルでした。不思議なタイトルですね。家元が下鴨を散歩していたときの話のようです。稲荷の祠がある路地を左右どちらに進むか迷って左に進むと視線を感じた...
ひととき

148「歩道橋を渡ろう」千宗室

2022年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「歩道橋を渡ろう」というタイトルでした。意味深なタイトルですね。実際そんな終わり方をしています。家元は歩道橋が好きなようです。老朽化して歩道橋は撤去されていきます。堀川上...
ひととき

147「七草を叩く」千宗室

2022年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「七草を叩く」というタイトルでした。家元の家では七草粥の前日の暮れ方に囃子歌に合わせてまな板に載せた七草を叩くそうです。 「唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に 七草叩く ...
ひととき

146「日本海の色」千宗室

『ひととき』2021年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「日本海の色」というタイトルでした。家元が原稿が書けなくて母堂に教えを乞うたのは若狭の海の話でした。「太平洋では朝日を顔に受けるけど、若狭では背中に受けるか...