ひととき 50「左党と砂糖」千宗室 ひととき 2013年12月号の千宗室氏の京都の路地まわり道は「左党と砂糖」でした。家元は辛党だが、なぜか「パイ」がお好みです。しかし、「洒落こけている。ふわっとしてしっとりして、さっくり甘い」のはお好きでないようです。ずっしりと重たいパイを... 2013.11.23 ひととき
ひととき 49「夜のおまじない」千宗室 ひととき 2013年11月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「夜のおまじない」でした。例によって、秋の夕暮れ時の美しい描写のあと、30年ほど前にもらった爪切りの話になった。「ツルカメツルカメ」と呟きながら、家元が薄暮に爪を切りたくなるのがおか... 2013.10.26 ひととき
ひととき 48「寺町」千宗室 ひととき 2013年10月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「寺町」でした。洋菓子のK堂、F屋の名物浮きあられ、H・Bという中古レコード店の思い出を語ったあと、「私にとっての寺町は歩き慣れた丸太町から御池までである」と家元らしい。注)K堂は西... 2013.10.03 ひととき
ひととき 47「晴れ、ときどき異界」千宗室 ひととき 2013年09月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「晴れ、ときどき異界」は不思議な体験の話が2つでした。ラヴクラフトという怪奇作家を思い出した後、「人が生まれ、齢を重ね、命を終えていく過程で生じた様々な柵は決して解けることがないのだ... 2013.09.05 ひととき