ひととき

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103「柳の折れた春」千宗室

ひととき 2018年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「柳の折れた春」というタイトルでした。昨秋の台風で家元の家の柳が根っこから倒されたそうです。撤去した柳の空間を埋めるものはなく、今年の桜も心なしか花の数が少なく...
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伊那谷の人形浄瑠璃

ひととき2018年04月号は伊那谷の人形浄瑠璃の特集だった。松井今朝子氏が飯田市美術博物館を訪ね、黒田や今田の人形舞台を廻る。ルーツは淡路人形らしい。巡業できて住み着いたという。ここに28座も人形浄瑠璃がひしめいていたとは、江戸時代のイメー...
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102「お春さん」千宗室

ひととき 2018年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「お春さん」というタイトルでした。大宮通が今出川通と交わる角に木彫りの蜻蛉が飾られていた町家が、お春さんの家で、家元のところで鰹節を削る仕事をしていたといいます...
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101「酒場考」千宗室

ひととき 2018年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「酒場考」というタイトルでした。Sグループが100周年を迎えるといます。祇園のSは鰻の寝床の寝床のない造りとはうまい表現です。カウンターの背中側がすぐ壁なので、...
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100「ノーガク部」千宗室

ひととき 2018年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「ノーガク部」というタイトルでした。記念すべき100回目ですがタイトルが変わってますね。地元経済界のボスと思っている人から「ノーガク部」出身だというのを聞いた時...
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99「千中今昔」千宗室

ひととき 2018年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「千中今昔」というタイトルでした。千中(せんなか)とは千本通と中立売通が交差したところですが、家元が行くのは千本通から下長者町通を西に入った六番町のDです。まる...
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98「土管の猫、箱の中の犬」千宗室

ひととき 2017年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「土管の猫、箱の中の犬」というタイトルでした。家元が半世紀以上前の話を思い出したようです。仔猫は土管の中から救い出せなかったけど、箱の中の仔犬は飼うことができ...
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97「羊羹には渋茶」千宗室

ひととき 2017年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「羊羹には渋茶」というタイトルでした。家元は「どちらかというと粒餡は苦手である」。「玄米茶党である」が、「羊羹には渋茶が合っている。うんと渋くてもかまわない」...
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96「大宮そぞろ歩き」千宗室

ひととき 2017年10月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「大宮そぞろ歩き」というタイトルでした。「生乾きの洗濯物を思わす湿気が消えた」9月の末、大宮通から鞍馬口通を歩いて、ゲストハウスにマナーの注文を出した後、家元...
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95「夏に取り残される」千宗室

ひととき 2017年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「夏に取り残される」というタイトルでした。晩夏の休日にバーベキューを若い人達とするに当たり、家元がお酒について呟いています。還暦を前にしてビールやウイスキーが飲...