『ひととき』2014年4月号の「この熱き人々」は岩田書院の岩田博社長でした。
「買う人は同じ分野の研究をしている人で、研究や参考のために必要な本であり、読者は次の著者でもあるわけ。同じ村の人が出した本を同じ村の人が買うということで回っていくから集団的自費出版。」
「集団的自費出版」のロジックは民俗学系や歴史の専門書だけでなく他の分野でも成立する仮説ではないのだろうか。
ひとり出版社として、民族学系や歴史関係の専門書を出版していることは知らなかったが、私も何冊か岩田書院の本を買ったことがあった。70歳で引退されたら困る集団があるだろう。
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