読書時間 クリスマスには『アイデアのつくり方』を読む ジェームス・W・ヤング、今井茂雄訳『アイデアのつくり方』CCCメディアハウス、1988年、2017年第70撮影書誌情報本文、竹内均の解説、訳者後書で102ページである。帯に「60分で読めるけど 一生あなたを離さない本」とある。本書は52ペー... 2021.12.25 読書時間
読書時間 『江戸の学びと思想家たち』(2021) 辻本雅史『江戸の学びと思想家たち』岩波新書、2021年前田勉氏の『江戸の読書会ーー会読の思想史』(平凡社、2012年)を読んだ時は、それほどでもなかったが、コロナ禍でオンライン読書会がTwitterのTLによく出てくるようになった。私も去年... 2021.12.21 読書時間
読書時間 『極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学』(2021) 山内志朗『極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学』選書メチエle livre、2021年、kindle版中世スコラ哲学者がドゥルーズをどう読むのか気になってAmazonしてしまった。ドゥルーズを語ることによって自分が現れてくる。「 ドゥル... 2021.12.20 読書時間
読書時間 『白井晟一 入門』(2021) 渋谷区立松濤美術館編『白井晟一 入門』青幻舎、2021年暮れになって新型コロナウィルスの規制が弱まったので外出しやすくなった。しかし、混むところは嫌いである。今回の図録も青幻舎が手掛けている。青幻舎の『白井晟一 精神と世界』に比べると全体像... 2021.12.19 読書時間
読書時間 『人間の土地』(1955) サン=テグジュペリ、堀口大學訳『人間の土地』新潮文庫、1955年、1975年26刷八編からなる。サン=テグジュペリは職業飛行家であったから、数々のエピソードが劇的で面白い。しかし、自らの飛行の間に語られているのは僚友達の冒険と死である。エッ... 2021.12.18 読書時間
読書時間 『新視覚新論』(2021) 大森荘蔵『新視覚新論』講談社学術文庫、2021年書誌情報『新視覚新論』は1982年に東京大学出版会から刊行されたものを講談社学術文庫とした。「本書の原型は『理想』1976年1月号から4月号まで、(省略)、1981年8月号から11月号まで」(... 2021.12.16 読書時間
読書時間 『一汁一菜でよいという提案』(2021) 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』新潮文庫、2021年第3刷書誌情報2016年にグラフィック社から刊行されたものを文庫化した。写真は土井善晴氏のものでありカラーであった。養老孟司氏が解説を書いていた。料理研究家の土井善晴氏は、軽妙な喋りで... 2021.12.08 読書時間
読書時間 『ヒチョル式超簡単ハングル講座 1日でハングルが書けるようになる本』(2012) チョ・ヒチョル『ヒチョル式超簡単ハングル講座 1日でハングルが書けるようになる本』学研プラス、2012年、2021年第14刷ヒチョル氏の『本気で学ぶ韓国語』(ベレ出版、2011年)は持ったら分厚く重かったので挫折する気がした。予定通り、この... 2021.12.07 読書時間
読書時間 『新版ぎりぎり合格への論文マニュアル』(2021) 山内志朗『新版ぎりぎり合格への論文マニュアル』平凡社新書、2021年タイトル通りのギャグ満載の本である。ギャグなのか本当のことなのかは見分けがつけにくい。本書から無断で引用された文句を使った論文を著者が読んでほくそ笑む姿が想像できる。まにう... 2021.12.06 読書時間
読書時間 『日本の家』(2015) 中川武『日本の家』角川ソフィア文庫、2015年、kindle版NHKラジオの「私の日本語辞典」の2021年11月は早稲田大学名誉教授・博物館明治村館長の中川武氏の「日本の"家"を象徴することばたち」だった。この番組は秋山和平アナウンサーの話... 2021.12.02 読書時間
読書時間 コンパスローズの引き方 ピンポイントで辞書を引く薬袋善郎氏が最近の著書の中で『コンパスローズ英和辞典』(研究社、2018年)を使ってピンポイントで辞書を引く仕方を説明していたのが参考になった(注1)。中辞典で触れていない情報は一般的ではないということだった。具体的... 2021.12.01 読書時間
読書時間 『ハイデガーの思想』(1993) 木田元『ハイデガーの思想』岩波新書、1993年、2020年第30刷木田元を読むかハイデガーを読むか。読書は本の選択の問題である。ハイデガーの概説書から入ることにしょうと考えたが、この本が適切であるかどうかはわからない。しかし、岩波新書で30... 2021.11.27 読書時間
読書時間 『偶然性と運命』(2001) 木田元『偶然性と運命』岩波新書、2001年、2018年第6刷第1章 めぐり逢いの現象学めぐり逢いの意識がしばしば前世のきずなと考えるほど明証性をもって我々に迫ってくるのは何故か。明証性とは確実性の意識(5頁)である。木田元はハイデガーの時間... 2021.11.25 読書時間
読書時間 『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』(2021) 薬袋善郎『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』研究社、2021年以前から薬袋善郎氏の本は読んできたので、方法論に変わりはない。parsingを行うための、懇切丁寧な「教科書兼ワークブック」なので471頁もある。今までは『英語リーディング... 2021.11.24 読書時間
読書時間 ジャック・ロルダと機械論対生気論史観 平井正人「ジャック・ロルダと機械論対生気論史観」『科学史研究』第Ⅲ期第60巻No.299、2021年10月号、日本科学史学会、218-233頁生命現象を「機械論」で見るか、「生気論」で見るかは対立する立場である。本論は「19世紀のモンペリエ... 2021.11.23 読書時間