永青文庫で開催されている「信長の手紙」展を観る。東西線の早稲田駅から早大通、新目白通を越えて神田川を渡り、胸突坂を登ると、永青文庫が左手に現れる。ここは、春画展など話題になる展示を催すところだ。
信長の手紙といっても、武井夕庵などの祐筆が書いたものである。信長自筆はほとんどない。手紙を読んでいくと、当時の国取りの状況の一端が見えてきて面白い。しかし、歴史家の解像度からして細か過ぎるので手紙そのものを論じるのはなかなかない。崩字が読めないのは残念なので、漢字の崩字に挑戦してくなる。
熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念「信長の手紙」展 永青文庫 2024年10月5日(土)〜12月1日(日)
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