神無月となった。長月の秋分の日から涼しい日が続いている。夜は薄手の羽毛布団では寒いくらいだ。かといって冬用の羽毛布団では暑くて寝られない。体温の調整ができるまでの端境期は仕方ない。
(購入後記)
加藤周一は今は読まれてないだろうかと思ったが、岩波現代文庫の刷数からみて一定の読者層がいることがわかる。それに比して、永井均氏らの本は初版のままである。まあ、2009年のシンポジウムを本にした講談社(2010年)の復刊なので仕方がない。続編は2022年のワークショップの書籍化である。思想はそういう運命である。
加藤周一の『読書術』は光文社(1962年)を読んだことがある。YouTubeで見かけて懐かしくなって購入した。
『〈私〉の哲学をアップデートする』は青山拓央氏の講義を聴いて、掲載されている論文を読むために購入した。前の本も買ったのは、永井均氏の山括弧塾ではいずれ読むことになるだろうと思って購入した。
【エッセイ】
加藤周一『読書術』岩波現代文庫、2000年、2023年第26刷
【思想】
永井均、入不二基義、上野修、青山拓央『〈私〉の哲学を哲学する』春秋社、2022年
永井均、入不二基義、青山拓央、谷口一平『〈私〉の哲学をアップデートする』春秋社、2023年
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