2024年07月購入図書

書籍目録

文月になった。文体を変えてみよう。一年の折り返しである。

(購入後記)

関口正司九州大学名誉教授が『自由論』(岩波文庫、2020年)を訳していたのは知っていたが、まだ入手にしていない。薬袋善郎氏の『ミル『自由論』原書精読』(研究社、2020年)のどちらを取るかで、薬袋善郎氏の本を手にして原文の難読を思い知ったので、翻訳本の方は放って置いた。いきなり読んでも読めない本である。大学生の時はバジョットがミルを揶揄した『イギリス国政論』を原書購読で読んだが、何故ということがわからなかった。

今回、関口正司氏がミルの評伝を出されたので手に取ることにした。あとがきにunlearnなどと今時の言葉が使われていて親近感をもった。それにしても中公新書で今までミルがなかったのが不思議である。没後150年という帯は1873年5月7日に亡くなったミルからすれば2023年である。

【思想】

関口正司『J・S・ミル 自由を探求した思想家』中公新書、2024年

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