葉月の読書は読書会が目的になった。読んで必ずしもわかるわけではないが読むとわからない点が明らかになってくる。
(購入後記)
「特別てい談 東洋哲学とは何か」(斎藤慶典、安藤礼二、山崎達也、2021年7月31日)で安藤礼二氏が『死者と霊性』の中で、「霊性の革命」を書いていたことが紹介されていたので、原本を確認したくなった。読んでみて、てい談では話していない内容が書かれていたのでよかった。井筒俊彦の起源と帰結が語られていた。「霊性の革命」とは(存在一性論を基盤とする)イラン革命のことだった。しかし、明治維新を「霊性の革命」として捉える点には違和感がある。
【思想】
末木文美士編『死者と霊性ーー近代を問い直す』2021年
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