お馴染み

断片記憶
いつもの煎餅屋さんへ伺ったら、いつものものがなかった。ないと寂しいものである。行きつけの小料理屋さんも5月までになったので、本当に気軽に行ける店が少なくなくなってしまう。他の店も店を継ぐ人がいない状況である。行きつけの店がなくなるのは、山口瞳氏や太田和彦氏が書いていたように言いようもない気持ちになるものだ。行きつけの割烹は代替わりしたのでその点で少し安心だ。

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