師走入り。時候の挨拶ではないが遣ってみたかった。
Décembre est le dernier mois de l’année.
【言語】
川本茂雄『英語からフランス語へ』第三書房 フランス語《青春》文庫7、1963年、1972年30刷
解答、索引がある新書体の本で基礎編が36課ある。発音もよくある振り仮名でなく、発音記号で範例文をカバーしている。連音もわかる。英語とフランス語の文法構造の共通性と異質性を明らかにすることが本書の狙いだという。大学一年程度の基礎内容と謳っていた。範例文を英語と対比することで、英語からフランス語への橋渡しをするのである。ただし、I thank you very much.のような英語なので、直訳英語と言ったらよいのか、英語の構造で示せばこういう言い方になるといったものであって、ナチュラルな感じはしなかった。英語でフランス語を学ぶ本を覗いてみたくなったが、ラテン語を読む時に仏訳を使うのでその時に確認してみることにする。訳文と翻訳の違いが自分のなかで曖昧になっていることに気付いたのである。
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