信仰からみる京都 西国三十三所巡り『南法華寺(第六番)/岩間寺(第十二番)』

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【オンライン講座】信仰からみる京都 西国三十三所巡り『南法華寺(第六番)/岩間寺(第十二番)』
2021年9月11日(土)

前半は京都観光文化を考える会の松枝しげ美氏の講演であった。

第十二番 岩間寺は通称で、正式には岩間山正法寺という。真言宗醍醐派である。来年は創建1300年である。
御詠歌 みなかみは いづくなるらん 岩間寺 岸うつ波は 松風の音

泰澄上人が元正天皇の病いを平癒させたことから元正天皇勅願寺として養老6年(722)創建となる。泰澄上人の足跡は白山開山他に数多く残っている。伝承であろう。元正天皇の関係する寺も多い。

私は車で来たのでそうでもないが、上醍醐から歩いてくれば結構な巡礼道となろう。山上である。

後半は太田宗達氏である。

第六番 壷坂山南法華寺の通称は壷坂寺である。真言宗系の寺院である。
御詠歌 岩をたて 水をたたえて 壺阪の 庭にいさごも 浄土なるらん

大雨の中、高取町を回った写真が多いが人が歩いていない。高取城跡は大雨で登れなかった。壷坂寺は広大な施設である。ただ、大雨では居場所がない。

小嶋寺はやはり気になる。葛井寺への逆打ちルートとなる。吉祥草寺から、當麻寺、叡福寺の聖徳太子御廟を廻る。三骨一廟には太子、母后・穴穂部間人皇女、妃・膳部大郎女が合葬されている。太子町はいつか訪れたい。

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