倉本酒造

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」生命科学者の仲野徹氏の4回目は「倉本酒造」でした。
都祁（つげ）の倉本酒造の七代目の倉本隆司氏と向かい合って正暦寺の酒母を使った「つげのひむろ」を試飲してご満悦そうです。

プラス1は日本清酒発祥之地の石碑のある「正暦寺」でした。私がここを訪れたのは秋の紅葉ではなくて6月の蛍の時期でした。

注）1996年に「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」が発足し、正暦寺に伝わる菩提酛を創製するのに必要な天然の乳酸菌を探して、1998年に復活させたことは、八木威樹氏の「清酒の源、500年後の再興　室町時代の酒母「菩提酛」を発祥の地・奈良で 」（日本経済新聞2017年12月18日朝刊文化欄）が詳しい。この酒母を県内の8つの蔵元が清酒造りに生かしているということがわかった。

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