2021-01

ひととき

136「万華鏡」千宗室

ひととき 2021年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「万華鏡」というタイトルでした。家元が散歩で手にした万華鏡を西陽に向かって覗いたという話でした。それでは素っ気なさすぎると思うでしょうが、万華鏡を覗いた世界を書...
読書時間

『天下統一と朝鮮侵略』(2005)

藤木久志『天下統一と朝鮮侵略 織田・豊臣政権の実像』講談社学術文庫、2005年、2006年第2刷 書誌情報『日本の歴史』第15巻『織田・豊臣政権』小学館、1975年を底本として、講談社学術文庫とした。元亀元年(1970)の石山戦争に至る信長...
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『ラテン語の世界』(2006)

小林標『ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産』中公新書、2006年、2007年第4版小林標(こずえ)氏の本を取り出してきたのは、Le Petit Parisienのオーナーさんがラテン語の入門書を見せてくれたせいもある。彼は蔵書票を研究...
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『城と隠物の戦国誌』(2021)

藤木久志『城と隠物の戦国誌』ちくま学芸文庫、2021年 書誌情報『城と隠物の戦国誌』(朝日選書、2009年)をちくま学芸文庫とした。 民衆の危機管理の習俗戦国時代に、「人びとは、どうやって家族を守り、家財を守ったのか。その世の現実を、見直し...
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『古くてあたらしい仕事』(2019)

島田潤一郎『古くてあたらしい仕事』新潮社、2019年、2020年第7刷 一人出版社の夏葉社の島田潤一郎氏のエッセイである。装丁は南伸坊氏。淡々とした語り口で、生い立ちと夏葉社の創業を書いている。 島田潤一郎氏が求人の応募に断られた続けていた...
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『今森光彦の里山日誌』(2004)

『今森光彦の里山日誌』小学館、2004年、DVD54分 ナレーション:入江崇史音楽:江藤直子他 今森光彦氏が撮影監督した里山はNHKの放送だった。これは、今森光彦が里山の四季を語りたかったのだろう。 第一部 今森光彦の里山日誌第二部 今森光...
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『映像詩 里山Ⅱ』(2004)

『映像詩 里山Ⅱ 命を巡る水辺』NHK、2004年、DVD本編49分+特典29分2004年4月17日のNHKスペシャル「映像詩 里山 命めぐる水辺」企画協力:今森光彦音楽:羽毛田丈史語り:山根基世 琵琶湖畔で行なわれるヨシ焼きから始まる。 ...
断片記憶

思い出せないことばかり

後輩の訃報を知った。よく遊んだ彼と親しくなったのはいつからなのか、思い出せないでいる。不摂生による突然死と聞かされても残された者にとっては受け入れ難いことだ。年賀状を見たばかりだというのに。返事を出さなかったことが悔やまれる。 ここで、彼ら...
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『映像詩 里山』(2001)

『映像詩 里山 人と自然がともに生きる』NHK、2001年、DVD50分 取材協力:今森光彦語り:加藤登紀子音楽:渡辺俊幸1998年11月8日ハイビジョンスペシャル「里山 人と自然がともに生きる」ジャケットは2001年ジャケットのリニューア...
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睡眠は何のためにあるのか

カルチャーラジオ 科学と人間「睡眠と体内時計の謎に迫る」上田泰己、2020年10月9日から2021年1月1日(13回) 第7回から睡眠は何のためにあるのか睡眠はどのように制御されているか なぜ動物は襲われる危険を冒してまで眠るのか。ヒトは眠...