『美味しいコーヒーって何だ?』(2013)

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オオヤミノル『美味しいコーヒーって何だ?』マガジンハウス

本書は焙煎家のオオヤミノル氏と編集者の岡本仁氏のインタビューでオオヤミノル氏を紹介した後、オオヤミノル氏と井ノ上達也氏、堀内隆志氏及び大坊勝次氏との対談が続く。

横山聡『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(京阪神エルマガジン、2020年)を読んでいて、奥野修氏に質問してきた客のひとりに大宅稔氏が出てきた。注を見るとオオヤミノル『珈琲の建設』(誠光社、2017年)とあったが、持っていなかったので、昔の本を本棚から探してきた。

「具体的には〈六曜社〉の奥野さんがいたからです。奥野さんが格好よかったからですね。本当に、いまのアメリカのベイエリアでやっているロースターくらい、20代のぼくには格好よかった。それで味ということに目覚めました」(P22)。

オオヤミノル氏が〈オオヤコーヒ焙煎所〉の前に〈パチャママ〉をやっていた時期で、「「銀杏を煎るやつが金網屋で売っているよ」って、たぶん奥野さんが言ったんだと思うんです」(P23)。

インタビューを読んでいると、カフェ・バッハの田口護氏の『田口護の珈琲大全』(NHK出版、2003年)が出ていない時で、柴田書院の『目で見る自家焙煎の手引き』(1982年)と思われる本を奥野修氏から借りて勉強したという。

この本の書かれたのはスペシャリティコーヒーについて、サードウェーブとか言っていた時期で、ちょっと前のだけど、話に出てきたのは遥か前の話だった。

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