2020-06

散歩時間

2020 Archive 写真展

坂田直さんの2020 Archive 写真展を見る。 この男達のうちの一人をモデルにした。
読書時間

『職業としての学問』(1980)

マックス・ウェーバー、尾高邦雄訳『職業としての学問』岩波文庫、1936年、2006年、第86刷 外面的事情を淡々と話すマックス・ウェーバーを読んでいると、いまでも、職業としての大学教員の置かれた立場はそう変わらないのではないかと思う。 また...
読書時間

『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』(2020)

野口雅弘『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』中公新書、2020年 没後100年ということで、マックス・ウェーバー関係の本が出ている。著者の対象とする読者は「かなり前に彼の本を読んだことはあるが、長らく忘れていたという人や、最近どこ...
読書時間

『万物の尺度を求めて』(2006)その2

ケン・オールダー、吉田三知世訳『万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測』早川書房、2006年 二人の天文学者が優秀な助手を伴い、観測機器を載せた馬車で、パリから南北に出発した。 ジャン-バティスト-ジョセフ・ドゥランブル(174...
読書時間

『読書の学』(2007)再読

吉川幸次郎『読書の学』ちくま学芸文庫、2007年 39章を俯瞰する。 1 発語之辞に言語と事実の関係をみる 2 荘子の言語不信の思想 3 「易」の「繋辞伝」「書不尽言、言不尽意」 4 「易」の「繋辞伝」「書不尽言、言不尽意」 5 「易」の「...
読書時間

『万物の尺度を求めて』(2006)

ケン・オールダー、吉田三知世訳『万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測』早川書房、2006年 原書は THE MEASURE OF ALL THINGS The Seven-Year Odyssey and Hidden Err...
読書時間

『白』(2008)その5

原研哉『白』中央公論新社、2008年 第四章 推敲 「推敲という言葉がある。推敲とは中国の唐代の詩人、賈島の、詩作における逡巡の逸話である」(P68)。 「白い紙に記されたものは不可逆である。後戻りが出来ない」(P69)。 「思索を言葉とし...
読書時間

『白』(2008)その4

原研哉『白』中央公論新社、2008年 今回は、言葉のコレクションをしている。 線を引きながら読んでいるのだが、章や節は不要だったかもしれない。線を引かない節もあったけど、何かないかと探してしまった。 本を読むことは、一様な頭の働きではない。...
ひととき

奈良その奥から20「K女の涙」

岡本彰夫 『ひととき』2020年6月号 元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「K女の涙」について『ひととき』2020年6月号に書いていました。挫折して涙をみせた人に「生御霊祭(いきみたままつり)」のこと話して励ましたのでした。 「奈良の山中になあ...
ひととき

128「衣替え」千宗室

ひととき 2020年6月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「衣替え」というタイトルでした。家元が仕事着として使う羽二重とお召以外の着物を持っていなかったと書いてしました。仕事熱心な家元らしいと思いましたが、普段着の着物...