週刊新潮の「とっておき私の奈良」日本画家の絹谷香菜子氏の1回目は「東大寺転害門」でした。父の絹谷幸二画伯から転害門(てがいもん)の柱を目に焼き付けるように言われたそうです。転害門は注連縄が張られています。門の前後に何もありません。転害門は東大寺大仏殿が戦で二度焼け落ちた時も奇跡的に焼けませんでした。10月5日の転害会(てがいえ)だけ賑わいます。ここまで来たら奈良きたまちへ行きたくなりますね。
プラス1は「手向山八幡宮」でした。大仏の守護神として宇佐八幡宮を勧請したものです。なんでプラス1なのかというと転害会という祭礼で繋がっているのだと思います。ここは紅葉も綺麗で、「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」(菅原道真)の歌で有名です。
コメント