興福寺

古都を旅する

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の4回目は「興福寺」でした。北村薫氏の父の日記を基にした『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が興福寺を訪れています。北村薫氏は父が見た東金堂の花の松が枯れて碑になっていることに感慨を催しています。興福寺は何度も歩いているけど上ばかり見ていて気が付かなんだ。

プラス1は「萬々堂通則」でした。御菓子司です。「まんまんどうみちのり」と読みます。「ぶと饅頭」が有名です。

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