旅の時間 北浜あたり 内北浜通を歩いていると、適塾の西側の日本生命ビルの前に適塾と懐徳堂のプレートがあり、4つの小さな像があった。 適塾は10時〜16時までなので、また今度になる。水都をもっと味わいたい。 遠征 Expedition 研究 Study 思惟 Th... 2016.10.21 旅の時間
旅の時間 朝鮮時代の水滴 東洋陶磁美術館で「朝鮮時代の水滴ー文人世界に遊ぶ」 大阪歴史博物館の「関西大学の本山コレクション」の中吊り広告が面白すぎてよく分からなかった。予定通り、淀屋橋で降りて東洋陶磁美術館へ行く。 朝鮮では水滴を硯滴という。 中国よりの輸入から、朝... 2016.10.20 旅の時間
読書時間 ノスタルジーを感じる時 「心になにか屈したものがあるような日、あるいはくたびれてただ呆然と燈火の前にいるような夜、與謝蕪村の句集や画集をとりだしてきてあてもなく眺めるのはいいことだ」(芳賀徹『與謝蕪村の小さな世界』中央公論社、1986年)。 芳賀徹は徒然草の第13... 2016.10.19 読書時間
断片記憶 『蒙古襲来』(2001)その4 網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷 4.鎌倉後期の政治路線 網野善彦はこの時代に二つの方向性があったという。 一つは「撫民」による「政道」としての方向で、農業を基礎とする社会に統治者としてのぞむことを志向する。過度... 2016.10.18 断片記憶
散歩時間 『アーサー王の伝説』を観る 宝塚月組の『ミュージカル アーサー王伝説』を文京シビックホールで観る。いわゆる別箱である。10月14日〜19日ととてもショートなのである。 龍真咲さん(まさお)退団公演『NOBUNAGA<信長>ー下天の夢ー』を観てから早や2ヶ月。新生月組の... 2016.10.17 散歩時間
断片記憶 『湖底の城 第7巻』(2016) 宮城谷昌光氏『湖底の城 第7巻』講談社、2016年 『月刊京都2016年11月号 京都案内人×感動紅葉』を買いにoazoへ行ったら、宮城谷昌光氏の『湖底の城 第7巻』(講談社、2016年)が平積されていたので、買ってきた。2階は滅多に寄らな... 2016.10.16 断片記憶
古都を旅する 今宮神社 週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの2回目は「今宮神社」だった。今宮神社のやすらい祭とあぶり餅の話だったが、「東に比叡山、西に左大文字山も見える。京都で一番落ち着く場所です」という岸田繁氏の呟きが気になった。比叡... 2016.10.15 古都を旅する
断片記憶 『蒙古襲来』(2001)その3 網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷 3.時頼の二面性 重病におちいった兄の経時から19歳で執権を継いだ北条時頼は一族の名越光時との争いに勝ち(1246年)、宝治合戦(1247年)では有力な御家人の三浦一族を滅ぼした... 2016.10.14 断片記憶
断片記憶 『蒙古襲来』(2001)の時代 網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷 2.『蒙古襲来』の時代 網野善彦の『蒙古襲来』は分厚い。北方謙三の解説を入れて614ページである。 網野善彦は『蒙古襲来』で飛礫(つぶて)・博奕(とばく)・道祖神(さえのかみ)を... 2016.10.13 断片記憶
断片記憶 『蒙古襲来』(2001)で叡尊・忍性を考える。 網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷 1.「忍性展」で生じた疑問 この夏に「忍性展」を観て、癩病患者への献身と殺生禁止など守れるはずのない者への授戒がどうしてリアリティを持つことができたのか分からなかった。そのまま疑... 2016.10.12 断片記憶