週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの2回目は「今宮神社」だった。今宮神社のやすらい祭とあぶり餅の話だったが、「東に比叡山、西に左大文字山も見える。京都で一番落ち着く場所です」という岸田繁氏の呟きが気になった。比叡山は確かに見えたが、電線が邪魔になった覚えがある。左大文字山は記憶がない。今宮神社のちょうど西に見える山だが、近すぎるのと、大の文字が南向きなので見えないからだった。京都では山の名前を特に意識することはない。五山送り火がある山としてある。
プラス1は「上御霊神社」だった。岸田氏の実家の氏神さんだ。ここは、『ひととき』の裏千家家元の巻頭エッセイでよく出てくる。何度も書いた気がする。四月の終わりにイチハツの花を見ていた記憶がある。あとは御陵祭だ。
注)
今宮神社にも「阿呆賢(あほかしさん」という「おもかる石」の一種がある。伏見稲荷が有名だが、こういう願掛けは他にもあるのだろうか。
注)
上御霊神社の楼門前の水田玉雲堂で「唐板(からいた)」をよく買って食べた。唐板だけ焼いている店だが、500年以上続いている。小麦粉で作った煎餅がパリッとして、いくらでも口に入る。
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