『小田原合戦と北条氏』(2012)

読書時間

黒田基樹『小田原合戦と北条氏 (敗者の日本史)』(吉川弘文館、2012年)

敗者の日本史9が面白かったので、10の『小田原合戦と北条氏』も買う。

黒田基樹氏は著者が多い。これは一般書である。

そもそも、北条氏と羽柴政権がなぜ手切になってしまったかも、決定的な理由が分かっていない。戦国大名の独立国家並立と羽柴政権による天下一統のせめぎ合い問題は、結果論から論じないところに著者の真摯さを感じる。

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