奈良その奥から 13「風格」

ひととき

岡本彰夫 『ひととき』2019年11月号

元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「風格」について『ひととき』2019年11月号に書いていました。

「人がたどって来た人生の果てに生ずるのが風格であって、その有り様はどれ一つとして同じものはなく、個々区々(まちまち)なのである」。

知識や経験を積み重ねてきた人が、いずれそれらを捨て去っても残るの余韻を風格という。

これは断捨離ではない。修めようと努力しなければ、残り香はないという。

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