輿水精一『プロフェッショナルの流儀 ウイスキーブレンダー輿水精一の仕事 優等生では面白くない』NHKエンタープライズ、2007年、DVD 本編43分+特典37分
週刊新潮のとっておき私の京都を読んでいて、輿水精一氏のDVDがあるのを思い出した。封切りである。
プロフェッショナルの流儀の初期の頃は茂木健一郎氏と住吉美紀アナウンサーが聞き手だった。
ブレンダーは香と味の芸術家
輿水精一は昼は天ぷらうどん いつも同じ、日に数回のうがいをする。コンディションを一定に保つのはストイックなブレンダーらしい。
チーフブレンダーは担当者の練り上げたブレンドを見直す。バランス重視の優等生では面白くない。
41歳でスタート。樽材の技術者だった輿水精一氏がブレンダー室に転属になった。
「座」で失敗。納得しないブレンドを時間に追われて出したこと。
白州の25年ものブレントの開発の話が面白い。
銀座の絵里香の中村健二氏に試飲してもらうと欠点を指摘された。ブレンドの見直しだ。
「本当に、これでいいのか」
作りたいものを最初にイメージする。それは経験の積み重ねが必要だ。
何故、ウイスキーはブレンドが必要なのか
ウイスキーの魅力はそこにある。
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