週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の1回目は「薬師寺」でした。薬師寺は東塔が解体修理中です。2020年6月に修理が終るということはオリンピックの年ではないか。
北村薫氏の父の日記に薬師寺のことが書いてある。その日記を基に青春本にしたのが『いとま申して』(文藝春秋社、2011年)だ。その続編が『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が日記に書いた薬師寺に北村薫が訪ねています。
プラス1は「休ヶ岡八幡宮」でした。薬師寺の南大門に薬師寺を守護するため宇佐八幡から勧請された八幡さまです。
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