散歩時間

上野でドン・キホーテ

ミラノ・スカラ座バレー団のバレーを観る。上野の東京文化会館でドン・キホーテの最終日(9月25日)だった。3幕だったが、あれだけの動きなので2幕というわけにはいかない。幕間で泡を飲みながら、今はない前川國男の京都会館を思い出していた。ここもル...
散歩時間

好楽ちゃん祭り

落語は昔、飛切寄席をイイノホールで見てからは、こじんまりした映画館、町家でしか見なかったが、ここにきてホール落語を立て続けに体験することになった。王楽五番勝負であり、今回の好楽ちゃん祭りである。よみうりホールは、協会の講演会で来るときはある...
古都を旅する

水路閣

週刊新潮の「とっておき私の京都」指揮者の阪哲朗氏の3回目は「水路閣」だった。南禅寺の水路閣へは色々と行き方があった。仁王門通りから琵琶湖疎水記念館を左手に見て中門を潜るコース、蹴上駅から蹴上隧道を潜り金地院からと蹴上疎水公園から疎水沿いに水...
断片記憶

何故に新刊本なのか。

このブログを見ても2016年、2015年が多い。新刊本ばかりである。本屋に並べられた本を素直に買っているのである。本を選んでいないのだろう。吟味していないのだろう。そんな声が聴こえるような気がする。本当の本に出会えるのは図書館かもしれないと...
読書時間

『杜甫全詩訳注1』(2016)

下定雅弘・松原朗編『杜甫全詩訳注1』講談社学術文庫、2016年全4巻、流石に分厚い。1,457首が年代順に編成してある。知っているつもりの「春望」(0248)が1巻にある。安史の乱の時の詩であった。盛唐の詩にある気宇は感慨においても現れる。...
ひととき

84 「ルーおじさんのカウンター」千宗室

ひととき 2016年10月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「ルーおじさんのカウンター」というタイトルだった。家元が20年振りに訪ねた店である。Jazzの高音が蒸した夜に抜けていく。油を引いた床板が軋む音がした。カヌレ...
四都手帖

四都手帖2016年11月【編集中】

2016年11月の私的な愉しみと記憶霜月は紅葉の季節だ。【古都】聖護院門跡 特別公開 9月10日〜12月18日(10月13日〜16日、11月5日、11月28日、29日は休止)旧三井家下鴨別邸 10月1日〜 (水休み)◯特別公開で一般非公開の...
旅の時間

野口英世記念館

猪苗代駅から野口英世記念館へタクシーで7分とあったが、どうして、道路工事もあり2千円弱となった。磐梯山は雲に覆われていた。反対側の猪苗代湖が遠くに見えた。猪苗代湖へ向かい、磐越自動車道を潜り、国道49号を西に向かいしばらくして左手に野口英世...
断片記憶

行動変容

「行動変容」がテーマであった。話を聴いて(行動が)変わらなければ意味がない。鎌田實氏の講演で聴いた言葉だ。「行動変容」は相手に影響を及ぼすことだという。「行動変容」を起こす言葉こそがコミュニケーションだと。鎌田實氏はいきなり自身の出生の話を...
読書時間

『ここまで変わった日本史教科書』(2016)

高橋秀樹、三谷芳幸、村瀬信一『ここまで変わった日本史教科書』吉川弘文館、2016年歴史教科書は検定などで色々と物議を醸しているが、言われているほどに読まれていないし、内容が変わってきていることについてテレビ番組でネタに使われることがあっても...