散歩時間

『アーサー王の伝説』を観る

宝塚月組の『ミュージカル アーサー王伝説』を文京シビックホールで観る。いわゆる別箱である。10月14日〜19日ととてもショートなのである。龍真咲さん(まさお)退団公演『NOBUNAGA<信長>ー下天の夢ー』を観てから早や2ヶ月。新生月組の珠...
断片記憶

『湖底の城 第7巻』(2016)

宮城谷昌光氏『湖底の城 第7巻』講談社、2016年『月刊京都2016年11月号 京都案内人×感動紅葉』を買いにoazoへ行ったら、宮城谷昌光氏の『湖底の城 第7巻』(講談社、2016年)が平積されていたので、買ってきた。2階は滅多に寄らない...
古都を旅する

今宮神社

週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの2回目は「今宮神社」だった。今宮神社のやすらい祭とあぶり餅の話だったが、「東に比叡山、西に左大文字山も見える。京都で一番落ち着く場所です」という岸田繁氏の呟きが気になった。比叡...
断片記憶

『蒙古襲来』(2001)その3

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷3.時頼の二面性重病におちいった兄の経時から19歳で執権を継いだ北条時頼は一族の名越光時との争いに勝ち(1246年)、宝治合戦(1247年)では有力な御家人の三浦一族を滅ぼした。2...
断片記憶

『蒙古襲来』(2001)の時代

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷2.『蒙古襲来』の時代網野善彦の『蒙古襲来』は分厚い。北方謙三の解説を入れて614ページである。網野善彦は『蒙古襲来』で飛礫(つぶて)・博奕(とばく)・道祖神(さえのかみ)を最初に...
断片記憶

『蒙古襲来』(2001)で叡尊・忍性を考える。

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷1.「忍性展」で生じた疑問この夏に「忍性展」を観て、癩病患者への献身と殺生禁止など守れるはずのない者への授戒がどうしてリアリティを持つことができたのか分からなかった。そのまま疑問を...
読書時間

『真田信繁の書状を読む』(2016)

丸島和洋『真田信繁の書状を読む』星海社新書、2016年真田信繁発給文書(17)を読むのが中心である。真田信繁が受け取った文書(5)も関連で読む。一般向けの本であるため、古文書そのものも解説してあり、花押にも言及している。このあたりが丸島和洋...
断片記憶

『京都手帖2017』で遊ぶ

光村推古院編集部『京都手帖2017』光村推古院、2016年京都手帖を買うのも10冊目となった。最初の年のは買っていない。「京都を持ち歩くスケジュール帳」というコピーにも関わらず、近年は持ち歩かないのだ。京都手帖は買ってくると、まず今月のおす...
旅の時間

旧三井家下鴨別邸

旧三井家下鴨別邸が平成28年10月1日から一般公開されていた。下鴨神社といえばマンション建設で物議を醸している。ちょうど、初日だったので、行って見ることにした。旧三井家下鴨別邸は3階建で3階は展望室だ。一般公開は1階と庭となっている。玄関か...
シガモノ

ビワイチ

輪の国びわ湖推進協議会編『ビワイチ公式ガイド ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』西日本出版社、2016年琵琶湖は電車で一周したことはあるけど、歩きや自転車はない。そんな夢見たいなびわ湖一周の自転車の本だ。ビワイチ公式ガイドとは嬉しい企画だ...