古都を旅する

立命館大学衣笠キャンパス

週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの4回目は「立命館大学衣笠キャンパス」だった。京都府立堂本印象美術館へはよく行ったけど、立命館には寄ったことがない。ということで、衣笠キャンパスはよく知らないのだ。プラス1は「牛...
ひととき

85 「天井裏の怪」千宗室

ひととき 2016年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「天井裏の怪」というタイトルだった。家元がまた20年ほど前の話をする。子供部屋の天井から妙な音がするので、確かめたら、子猫が3匹だった。それを賀茂川の上流の猫...
断片記憶

『日本の名峰 北アルプス』(2008)

『日本の名峰 北アルプス』NHKエンタープライズ、2008年しかし、今まで取っておいたのがおかしいくらいだ。4本もある。109分。ハイビジョンだけに昨日のよりクリアだ。雪の穂高岳である。4月の小屋開けはいいなあ。夏の滝谷のクライミングも写し...
断片記憶

『花の百名山 7』(2002)

『花の百名山』NHKエンタープライズ21、2002年にっぽん百名山「針ノ木岳」を見る。キヌガサソウの花が出て、田中澄江の『新・花の百名山』の話が語られた。針ノ木岳は深田久弥の『日本百名山』では選ばれなかった山だ。放送が終わって、『花の百名山...
古都を旅する

鳴鏑と出雲国造家

鎌田東二「霊性の京都学86 鳴鏑と出雲国造家」『月刊京都 2016年11月号』前号の「鳴鏑(なりかぶら)」問題を要約したのち、北島国造家に伝わる「鳴鏑」を見に北島国造館を訪ねた鎌田東二であった。確かにどのような音がするのか、鹿の角を加工した...
断片記憶

虚無僧尺八の世界

中村明一『虚無僧尺八の世界 京都の尺八Ⅰ 虚空』日本伝統文化振興財団、2008年監修の小島美子氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)によると、明暗寺(みょうあんじ)に伝承される尺八曲を中心に収録されたという。明暗寺は東福寺内にあるので、東福寺の塔...
古都を旅する

松野醤油

週刊新潮の「とっておき私の京都」京都出身のロックバンドのクルリの3回目は「松野醤油」だった。鷹ヶ峰にある創業1805年(文化2年)の老舗醤油メーカーである。木樽を使っている。どうもこの辺りはなかなか足を運ぶ機会がない。車ですっと通り過ぎると...
旅の時間

北浜あたり

内北浜通を歩いていると、適塾の西側の日本生命ビルの前に適塾と懐徳堂のプレートがあり、4つの小さな像があった。適塾は10時〜16時までなので、また今度になる。水都をもっと味わいたい。遠征 Expedition研究 Study思惟 Though...
旅の時間

朝鮮時代の水滴

東洋陶磁美術館で「朝鮮時代の水滴ー文人世界に遊ぶ」大阪歴史博物館の「関西大学の本山コレクション」の中吊り広告が面白すぎてよく分からなかった。予定通り、淀屋橋で降りて東洋陶磁美術館へ行く。朝鮮では水滴を硯滴という。中国よりの輸入から、朝鮮での...
読書時間

ノスタルジーを感じる時

「心になにか屈したものがあるような日、あるいはくたびれてただ呆然と燈火の前にいるような夜、與謝蕪村の句集や画集をとりだしてきてあてもなく眺めるのはいいことだ」(芳賀徹『與謝蕪村の小さな世界』中央公論社、1986年)。芳賀徹は徒然草の第13段...