書籍目録

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2021年02月購入図書

二月如月。身体も辛い。梅花に酔いたが、百花園は緊急事態宣言のため閉まったままだ。しかし、短い月なのに本に対する欲求は止めどなくなるばかりだ。読めもしない本を買ってどうしょうというのか。飾っておく本棚などないのに。そういうわけで、不要不急の鎌...
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2021年02月購入古書

2021年02月購入古書2月は緊急事態宣言が解除されなかった。不要不急の外出を避けて本もできればネットで買いたいが、古書は大量の書き込みがあると読み難いので、ぱらっとめくってから買うようにしている。それで書き込みが気にならなければ買うことに...
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2021年02月書籍往来

2021年02月書籍往来コロナで中断していた市民講座が子安宣邦先生の堅い意志で2月に再開することになった。市民講座の参考文献を取り出して、荻生徂徠の「制作」論と丸山真男の「作為」論を読むことにした。【思想】子安宣邦『徂徠学講義ー『弁名』を読...
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2021年01月購入図書

新年というか正月を迎えてひと月が経ちました。東北地方太平洋沖地震で世の中が変わったと思いましたが、去年の新型コロナでも世の中が大きく変わり、良い未来は考えにくくなったと思います。その中で、どういう本というか文書を読んでいくかは改めて考えなけ...
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2021年01月購入古書

2021年01月購入古書1月は睦月と旧暦ではいいました。正月がよいのか睦月がよいのか分かりません。昔の知恵は旧暦に基づいていましたが、暦を地球の周期に合わせる工夫をしていました。 (購入後記)新型コロナで古書店もダメージを受けたと思います。...
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2021年01月書籍往来

2021年01月書籍往来正月が短い今年は忙しさで疲れました。一年が始まったばかりなのですが歳を感じます。 【歴史】酒井紀美『戦乱の中の情報伝達 使者がつなぐ中世京都と在地』吉川弘文館、2014年 荘園の領家である東寺と在地である備中新見荘の...
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2020年12月購入図書

師走になった。新型コロナに影響された一年だった。暮れになって本を読むより、ラジオを聴いている時間が長くなった。(購入後記)100分de名著でPierre Bourdieuが出てくるとなると、買うしかない。中島岳志氏「空海と自然」を聴いたとき...
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2020年12月購入古書

2020年12月購入古書師走になった。と書いてから、すでに暮れになったことを知る。(購入後記)神保町を歩いていても本屋から飲食店のように資本の効率の良い店に変わってきた。新型コロナが拍車をかけている。三茶書房のワゴンで買う。【歴史】松村博司...
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2020年12月書籍往来

2020年12月書籍往来師走である。一年が暮れようとしている。忘れた本に会うとドキりとする。この間も、瀬田勝哉氏の『増補 洛中洛外の群像』(平凡社ライブラリー、2009年)の2冊目を目にしたばかりだ。養老孟司氏の本が何故か面白いと感じるのは...
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『日本百名山』(1978)

深田久弥『日本百名山』新潮文庫、1978年、1993年第27刷太田和彦氏の『居酒屋百名山』(新潮文庫、2013年)を読んだからには、元祖を読もうと思う。『日本百名山』の単行本が1964年に出版されてから版を重ねていたことは解説で串田孫一が書...
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2020年11月購入図書

霜月は床から寒さが上がってくる。ソファに座って本を読み返すことが多くなった。記憶が曖昧になって概念を操れないことが度々生じた。時の長さが記憶を彼方に追いやってしまう。道具は使うことで手入しないと錆びついてしまう。紙に書くことでしか、インスピ...
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2020年11月購入古書

2020年11月購入古書霜月は猟期の始まりでもある。父も猟犬もいない今、記憶の中で散弾銃の音が聞こえる。山に登るのは無理としても、山が見える所まで行きたいものだ。(購入後記)【評論】というカテゴリーは使ったことがない。文藝評論であれば【文学...
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2020年11月書籍往来

2020年11月書籍往来霜月である。樹々が葉を落として冬に備えるように、本を整理して調べ物ができるようにしたい。【知】前島康彦『向島百花園』(財)東京都公園協会、1981年、2003年第3版東京都公園緑地部監修・東京公園文庫17を買ったのは...
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2020年10月購入図書

神無月の頃は古都でをどりを見ていた。記憶は常に現在であるから、をどりの終わった夕暮れの景色だけでなく路地を足速に歩く音がついてくるは不思議ではない。そういう味わいの文章を読みたいと思うが、千宗室家元の『ひととき』の巻頭エッセイの続編が出ない...
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2020年10月購入古書

2020年10月購入古書神無月こそ読書の時か。しかし、読み始めてすぐに眠くなるのはもはや寿命を感じる。そうであるならば、気になっていた本を読むに限る。勉強のための本などは段ボール箱へGOだ。(購入後記)ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論...